管理人は2020年現在1歳児のママです。
今回はこれから出産する方々が心配している、お腹の中の赤ちゃんに障害はないか?
という気持ちを解消するために本当に出生前診断を受けた方がいいか?
を、実際に受けてみた体験談としてお話しさせていただきたいと思います。
私はゆたかマタニティクリニックで出生前診断をしてもらいました。その
(また、こちらの記事はお医者様などの専門家さんの監修は受けておりません。知識の内容はまとめの内容であり、あくまでも私が学んだ知識であることをご了承ください。)
目次
はじめに
様々な考えをお持ちの方がいらっしゃると思います。私は妊娠する前から出生前診断を受けようと思っていました。

妊娠したのは28歳。出産は29歳でしました。30歳になってないんだからしなくていいんじゃないか?と言われることもありましたが、私はすると決めていたので検査を受けました。
年齢は関係ないのではないか。と思っています。誰にでも可能性があって、誰にでも感じる心配があるのです。
結局受けて良かったのかどうかは正直分かりません。
最初に言ってしまうと私の娘には異常がなかったので受けて良かったと思っているし、受けなくても良かったよな。
と思うんです。
でも、受ける方の大半は最後には異常なしの判定が出ることが多いのです。
私の記事に嫌悪感を抱かれた方はいつでもページをひとつもどってください。
是非いろんな方の体験談を参考にして、ご自身がどうしたいか。
本当に検査を受けるべきなのか。
を考える一つの種になればいいなと思います。
新型出生前診断NIPTとは?受けられる時期と受ける時の注意点
新型出生前診断NIPTは妊娠10から12週の間に受けることができる出生前診断
で、非確定的診断のことです。

他にも
コンバインド検査⇨妊娠11~13週に実施
母体血清マーカー検査⇨妊娠15~20週に実施
という非確定的診断というものがあります。
現在非確定的診断というものが3種類ある中、
かなり精度が高いものが新型出生前診断NIPT
なのです。
現在の的中率は95%を超えるものとなっており、ほぼ100%検査で異常が発見されると行っても良いでしょう。
また、クリニックさんによっては検査の会社で精度が違ったりするので、99.9%正確に診断ができる。と記載されているクリニックさんもあります。
でも、本当に少ない確率で
確定診断をしてもらうと陰性になることがあるし、
陰性と出たのに陽性だったり。
という可能性がゼロではないので、結局確定診断もしなければならいので、さらに10万円以上の費用がかかるので早くに非確定診断ができ、より正確である検査なので安心なのですが、費用面で言うとかなり高額になってきますね。
また、こちらの検査は採血のみで行えるため、ドクターの技術に関してもリスクの少ないものになっているので、検査ができる病院がかなり多いです。
私は羊水検査をしましたが、こちらは実際にお腹に針を刺すので先生の技術がかなり必要なものだと考えます。
だからこそ、
新型出生前診断NIPT
のみを行っているクリニックさんでの受診が怖いなって思ったんです。
ただ、これは私個人的な意見ですので、参考にならない方は無視してくださいね!
もし、陽性判定が出てしまったら、すぐにそのお子さんを堕すという判断になるのでしょうか。
そんなヒアリングも、しっかり行ってくれるアフターフォローがしっかりしているクリニックさんであるかどうかをしっかり調べる必要があると思います。
実際に受けた妊婦さんの口コミをしっかり読んでクリニックさんを選択してほしいと思います。
陽性判定が出ても出産される妊婦さんは多くいらっしゃいます。
また、障害を持って生まれることが分かっているからこそ準備できることもたくさんあるんですよね。
生まれてからの気持ちのギャップもあるとは思いますが、自分の気持ちに整理をつける時間がより長く与えてもらえると考えることもできます。
そういう意味で検査をしようと思っている方も多くいらっしゃる中、
陽性です。中絶はどちらでされますか?
なんて言われることもあるそうです。
近年では検査が容易になった分、検査の数も多くなっているので対応する回数も多いんですよね。
なので、待ち時間が長くとも、しっかりと先生とのお話ができる時間を持ってもらえるクリニックを選んでくださいね。
先ほど話したクリニックさんは極端な例ですが、ゆたかマタニティクリニックの先生はめちゃめちゃ優しいです。
時間もびっくりするくらい取ってくれますが、その分待ち時間は長いです。
予約を取っていても時間がずれることが多々ありますし、むしろ何も相談がない妊婦さんが多い日は待ち時間ゼロで見てもらえることもありました。
出生前診断を受けた理由
私は正直に言うと障害を持った子を育てる自信がありませんでしたし、こどもができなくてもいいと思うくらいこどもに興味がなかったんです。。。

そんな中で、妊娠したこともうまく受け入れることができなくて、仕事もバリバリしてたので、将来の不安もありました。
念願だった仕事を任せてもらった矢先だったので、さらに心配がありました。。。
なので、私は最初から妊娠することに対しての不安がすっごく大きい妊婦だったんだと思います。
でも、妊娠が分かった時は事実を受け止められなかったのですが、
妊婦検診で赤ちゃんの姿を見ると愛おしくてたまらなくなって、すごくすごく大切な存在になったんです。
でも、もし障害があったら。。。。
と考えると毎日毎日憂鬱で、
旦那さんがそんなに検査したいんだったら受けに行ったら?と言ってくれたので、自費診療で高額なこともわかっていましたが、これから安心して妊婦生活を送るために検査をしよう!ということで、検査に至ったんです。
でも、この時の私はまだまだ考えが甘かったです。
検査をしても安心して妊婦生活ができるわけではないという現実が待っていることを白なったのです。。。
ゆたかマタニティクリニックで胎児ドックを受けた後の心の変化
私はゆたかマタニティクリニックさんで胎児ドックという検査を受けました。
これは、絨毛検査や羊水検査を希望される妊婦さんも全員が受けなければならない検査となっております。
こちらがそのURLとなります。
https://yutaka-maternity.com/emb_check.html
こちらの胎児ドックを受けて、ほとんどの妊婦さんは羊水検査や絨毛検査を受けない。
という判断をされます。
というのも、めちゃめちゃ精密なエコーでしっかりと赤ちゃんを観察してくれて、赤ちゃんが元気に育っていますよ。ということが明確にわかる検査だからです。
実際に私の赤ちゃんもしっかりと元気に育ってくれていたのですが、
心臓の弁に微量な逆流がある
首のむくみが少し多い
鼻が低い
という診断がついてしまったのです。
21トリソミーの確率は、
13分の1でした。
私の心臓は破裂しそうなくらい心配で、
もし、障害のある子だったら妊娠を辞めるという選択をしようと決意していた自分の心は思った以上にもろく、耐えられないものだった、ということがわかったんです。。。
羊水検査は受けますか?どちらとも言えませんが、可能性としては健常者の赤ちゃんである可能性はかなり高いです。
でも、検査の水準を少し上回っているだけで可能性は上がってしまうので、何とも言えませんが。。。
僕は羊水検査をする必要はないと考えています。
と言って下さいました。
しかも、羊水検査の費用は全部で15万円でしたので、別にそんな大金払ってまで検査する必要ないか。。。と思い、その日は検査はしません。
と返事したのに、ずっとずっと13分の1の確率で障害がある子が生まれてしまう。
という心配で、毎日眠れない日々を送ることになってしまったのです。。。
羊水検査を受けると決心した単一性臍帯動脈の誤診
2018年7月にゆたかマタニティクリニックさんで胎児ドックを受け、羊水検査ができるまではまだ1ヶ月くらい時間があったので、私はその間ずっとずっと羊水検査をするか悩んでいました。

毎日携帯を開いて胎児ドックを受けた妊婦さんのブログを読み漁ってました。
しかも、中絶した方のブログも読んだので、自分もそうなってしまったらという心配で吐き気が毎日してました。
見なくていいものもいっぱいあるのにネットでは何でも見れちゃうので拒否できませんよね。
しかもそんな時、私は最悪の自体に陥るかもしれないって、すごいすごい不安になるんですよね。。。そんな中、
忘れもしない2018年8月1日の妊婦健診の時に、
女性医師だったのですが、
あなた、出生前診断のクリニックに受診してますよね?
(妊婦健診のクリニックさんには出生前診断を受けることを言わなければならないのでカルテに記載しているため、みなさんが知っている事実になります)
と聞かれ、
はい。
と答えると、
何か異常はあると言われましたか?
通常二本ある臍の緒の動脈が一本しかありません。
これは、
胎児に障害がある可能性は非常に高いです。
と言われてしまいました。
医師は私が障害児だったら中絶するという先入観から、このような簡単な発言をしたのかもしれませんが、
私に取ってはその言葉は何よりも心をえぐってきました。
私は泣きました。
やっぱり自分の赤ちゃんは13分の1の確率で障害児だと言われているけど、まじで障害があるんかもしれへん。。。
そう心配になったのです。
この心配は全く止まらず、もう何をしても手がつかなくなり、しんどくなって、
元々妊娠で過呼吸になっていたのでもうその日は動くこともできなくなり、500mしか自宅から離れていない妊婦健診のクリニックからタクシーで帰りました。。。
帰宅してすぐにゆたかマタニティクリニックの先生にメールで単一性臍帯動脈についての相談をさせてもらいました。
電話でなくても、メールで相談ができるので、本当にすごい先生です。
メールの返信が来るまでひたすら心配で死にそうでしたが、
当日中に返信が来て、
胎児ドックの時には単一性臍帯動脈ではなかったという事実を証明する画像と
2週間やそこいらで急に動脈が一本になることも考えにくいので、妊婦健診を行っているクリニックでのエコーの性能はかなり低いので、大丈夫である可能性が高い。
とお返事をもらいました。
でも、
私の心配は全然治らなかったので、それを察してくださった先生が心配であれば羊水検査の予約を取られますか?
と聞いてくださって、羊水検査を受けるに至ったのです。
羊水検査(G-band)とは?実際に受けた時の体験談!
羊水は、妊娠早期から存在し、妊娠10週で約30 ml、妊娠20週で約350 ml と妊娠の経過に伴い増加し、妊娠32週前後で700~800 ml となり、その後は減少します。

妊娠の早期は羊水量が十分でなく、
羊水検査には不向きとされており、
一般的には妊娠15~18週の間に行われます。
こちらは私も受けました。
え?!と思うほど長い針をお腹に刺すのですが、痛みはほぼありませんでした。
それよりも絶対に動いてはいけないという状況に辛さを感じました。
また、赤ちゃんに刺さらないか?と心配で心配でたまりませんでしたが、先生の腕がとってもよく、めちゃめちゃ優しい先生だったので、安心して検査を受けることができました。
また、赤ちゃんの位置によっては検査できない向きなどもあるので、まだまだお腹の中で回転などしやすい時期なので、ちょっと近くを散歩したり座ったりして赤ちゃんの位置を調整して、何度も位置を確認して、結局3回目の超音波でやっといい感じの位置に来ていた赤ちゃんを検査してもらえることになり、無事検査できた、という流れでした。
終始ドキドキして、ずっとずっと心配でした。
私の無駄な心配で、赤ちゃんを傷つけないか。。。
とか。
しかも流産のリスクもあると言われて怖さを感じたり。
しかし、実際ゆたかマタニティクリニックで羊水検査が原因で流産に至ってしまった妊婦さんは一人もいないそうです。
羊水検査をして、流産をした妊婦さんは実際にいます。
だから、絶対に流産しないよ。とはホームページには書けないそうですが、
流産してしまった妊婦さんのお子さんは、羊水検査で何らかの障害が見つかった子でしかないそうです。
検査をして、障害がある子はお腹の中でしっかり育てないことが多いです。
なので、羊水検査をした後、流産に至ってしまった妊婦さんが成功率100%でない理由だそうです。
私はこの検査をして、21トリソミーでない。
という確定診断をしてもらうことができました。
胎児ドックから1ヶ月後のことでした。
正直ここまで不安な気持ちに襲われると思いませんでしたし、普通に妊婦生活をする上で私は心拍数がかなり高くなってしまっていたので、ずっと走っているような状態だよ。
と言われていました。
なので、少しの心配で死ぬほど心臓が早くなってたんです。
妊婦さんは普通よりも心拍が高いです。
なので、普通の状態よりも心配事があるとしんどくなりやすい状況なんです。
とってもしんどかったです。。。
中絶に至ってしまった妊婦さんも多くいらっしゃる中、何もなかったのにこんなにしんどい日々を送ることになったということは、相当な心の傷を負っていることになります。
まず検査を受けるか受けないか。
ということをしっかりしっかりご家族とご相談くださいね。そして旦那さんにしっかり支えてもらって下さい。
出生前診断を受けるならクリフムかゆたか、どちらがいいの?
クリフムさんもゆたかさんもめちゃめちゃ有名な出生前診断のクリニックさんで、全国から妊婦さんが集まってくるほどの有名なクリニックです。

1日の検査数はクリフムさんの方が断然多いです。
待っている妊婦さんも相当多いです。
でも同時に検査できる人数が多いそうなので、
機械的にとまでは行きませんが、スムーズに出生前診断を行いたい、という方についてはとてもいいクリニックだと思いますし、腕が確かです!本当に有名な先生なので!!
でも、なぜ私がゆたかマタニティクリニックさんを選択したか?というと、
胎児ドックがかなり手厚いというのと、最初から最後まで同じ先生に見てもらえること。
が大きかったです。
最初から最後まで同じ先生だからこそ、妊婦さんの不安に寄り添ってくれますし、
胎児ドックでは旦那さんと一緒に30分もエコーで赤ちゃんを調べてくれるんです。
クリフムさんでも性能がすっごくいいエコーで見てもらえるんですが、
検査項目をチェックしていく検査になるので、
今いる赤ちゃんをしっかりエコーで見る。
というゆたかマタニティクリニックさんの胎児ドックとはちょっと違うのかな?
と思いました。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。
検査を受けるか受けないか。
という判断をまずしっかり考えていただきたいのと、
検査を受ける過程で少なくとも妊婦さんに大きな負担があるということを知っていただければと思います。
また、一個人の意見ですので、不快に感じられた方がいらっしゃいましたら最後にもう一度、申し訳ございませんでした。